« ナイト&デイ(テアトル2) | トップページ | 空の中(有川浩) »

オーケストラ!(メトロ劇場)

Orc10月公開をずっと待ち続けていた作品です。まさに、待った甲斐があったと言う映画でした。この映画のラスト10分以上のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲のシーンを体験するだけでものこ映画には価値があります。

あらすじは、、、

ロシア・ボリショイ交響楽団で劇場清掃員として働くさえない中年男アンドレイ。実は彼は、かつてはボリショイ交響楽団の主席まで務めた、正真正銘の天才指揮者。

しかし、名声の絶頂期にユダヤ人団員をかばったため職を解かれた楽員とともに指揮者の座を追われる。

それから30年、ひたすら負け組み人生を歩み続ける彼に、一発逆転のチャンスが訪れた。きっかけは、清掃中に届いた1枚のFAX。パリのシャトレ劇場からの出演依頼だ。

それを読んだ瞬間、彼の頭の中で、とんでもないアイデアが閃いた。彼と同じく今や落ちぶれた昔の仲間を集めて、ボリショイ交響楽団になりすまし、生涯の夢だったパリ公演を成功させようというのだ!

様々な職業でかろうじて、しかし逞しく生きている元名演奏家たちが再び集まり、寄せ集めオーケストラが誕生した。演奏曲は、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。アンドレイがソリストに指名したのは、今をときめくパリ在住のスターヴァイオリニスト、アンヌ=マリー・ジャケ。アンドレイの真の目的は、己の復活だけではなかった。

コンサートを前に、夕食を共にするアンヌ=マリーとアンドレイ。そこでアンドレイは、究極のハーモニーに到達できたはずのレアというヴァイオリニストの悲しい運命を語り始めるのだった。


ストーリーの関係から、途中コメディタッチのドタバタ劇がありますが、この楽員のメンバーがなかなかの曲者ぞろいで、それはそれで面白くよく出来ています。

そのコメディタッチがラストになると・・・・

アンヌ=マリー・ジャケはレアの話を聞き、アンドレイがアルコール依存症と分かり、私はレアの代わりではないと、この楽団との共演をいったんはキャンセルするものの「演奏すれば、あなたの親についてわかるかもしれない」とサシャ(チェロ奏者で今は救急車の運転手)に言われて、共演することになります。

所詮は寄せ集め楽団、演奏が始まるととんでもなく下手なのですが、ジャケがヴァイオリンを奏でると、、そこには言葉はいらない、すべてがわかる音楽のハーモニーが・・・・。楽員はとりつかれた様に演奏し、ジャケも演奏をしながらきっと親について分かったのだろうと思います。そのシーンはチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲と相まって、感動の涙が出ました(^^;

このジャケ役にはメラニー・ロラン。「イングロリアス・バスターズ」で映画館主でしたが、その時以上の美しさと気品が素晴らしかったです。しかし、ユダヤに関連する役続きですね。

★★★★★ブラボー

|

« ナイト&デイ(テアトル2) | トップページ | 空の中(有川浩) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/51937/49711894

この記事へのトラックバック一覧です: オーケストラ!(メトロ劇場):

« ナイト&デイ(テアトル2) | トップページ | 空の中(有川浩) »