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プロフェッショナルの条件(P・F.ドラッカー(著),P・F.Drucker(原著),上田 惇生(翻訳))

今年の課題の一つに「プロフェショナルの条件」「チェンジリーダーの条件」「イノベーターの条件」のいずれかを読む、と言うのを掲げた。ちょうどの1作が3月の課題本で、しかもこの本は米五の勉強会で社員が読んだ本でもあります。

原題は「The essential Drucker on individuals.To perform,to contribute and achieve.」と言うことで、「プロフェッショナルの条件」と言うタイトルよりも、「はじめて読むドラッカー【自己実現編】いかに成果を上げ成長するか。」の方がしっくりいくかも。
この初めてシリーズは上記3部作で、その1作がこの本です。しかも、これは、ドラッカーの作品ではあるけど、上田氏の「編訳」とあったように、さまざまなドラッカーの作品や論文から、「個人の働き方」について関連するものを集めてまとめたものです。したがって、チェンジリーダーの条件が「マネジメント編」で、イノベーターの条件が「社会編」

さて、プロフェッショナルの条件と言うことであるならば、先だってfacebookでA氏が「プロ=責任」と言うことを書かれていたので、お会いした折に話を聞いてみました。

プロとアマの違いは何か、、それはプロは自らの成果物に責任を持つと言うことであるとのこと。確かにそうだなあ。プロとアマの違いは対価を払うかどうかって意識もあったけど、実は対価を払うものであってもなくても、責任を持つのがプロと言うことなんでしょう。

この本にも「知識労働者の責任とは」と言う項目がある。「常に理解されるように努力する責任と自らの貢献に責任を持つ」と言うことかと読み説いた。ここにプロにつながる話があったと言うことです。


と言うようにこの本には個人の自己実現に向けた話が書かれているけど、気になったのは「責任」ともうひとつは「時間を管理する」。この時間を管理すると言うのは、個人的にはどんな過ごし方をしてもそれが価値があるのならそれでいいじゃないかという意見です。効率的に動けと言うのが常套なんだろうけど、そんなに効率化して何が楽しい?ってね(笑)

つまり、時間を管理してどんどん効率化しろと言うよりも、時間の使い方もそれぞれの自らの物差しにあって、重要なことは自らの物差しを持つことなんだろうなあって感じています。時間を効率化の競争にしてはならないと感じています。「マネジメント」でも重要なことは最大化ではなく「最適化」と書かれていたように。


さて、最後にこの本の中で最高の文章は、

「残念ながら君はモーツァルトをシュナーベルのように弾けるようにはならない。でも、音階は違う。音階はシュナーベルのように弾かなければならない」

なんて奥深い言葉でしょう。働く上で何が大切か、何が重要なことかを言っています。シュナーベルも練習に次ぐ練習で習得したのでしょう。そして自らは、そのような域に達しないまでも、やはり練習に次ぐ練習で、習得しないといけない大切なものがあると言うことだろう。私はピアノでモーツァルトが弾けないけど。

★★★★

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コメント

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投稿: Pharmb507 | 2011.03.01 07:02

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