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麒麟の翼 (東野圭吾)

楽天ブックスで予約をしていたけど、何でもシステムのトラブルなどで、発売日を過ぎても届かず、やきもきしていたところ出荷案内も来ないままいきなり届いた一冊です。作家生活25周年記念で、今年3冊発売される予定の第一弾は加賀シリーズです。ちなみに第2弾はガリレオシリーズ、第3弾はニューヒーローらしい。

さて、この作品を「加賀シリーズ最高傑作」と自らも言われているようですが、う~~ん、どうかな(笑)。最高かどうかは読者が決めることかも。私は「新参者」の方がずっとよかったかもしれない。

タイトルは日本橋にある麒麟の像からくるもので、その像の下で被害者がなくなるということから、このタイトルにあるように、被害者は誰に麒麟の翼をイメージしたように羽ばたいてほしいと願ったのだろうかって思いながら読みました。

非常に興味深くスイスイ読めたのですが、最後の真実のところが、どうも、「ほらこんな事実も」「こんなこともあったんだ」「あいつが隠していた」などと、ぼろぼろと事実が出てきます(ですから、推理合戦をしてもダメです(笑))。事件が解決してから被害者の車の中から見つかった「○○○○」も、事件当初に調べておくものだろうとちょっと疑問が残るラスト50ページでした。

謎ときよりも、この本の主題は、人間愛や家族愛と言うものがテーマなんでしょう。「人生を甘く見ているならむしろ安心だ、人生に光も見いだせいな方が心配だ」と言うようなことを加賀が話すシーンがあります。その光を見いだせるような歩みで終わったことで、★一つ追加です(^^;

★★★★★

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» 「麒麟の翼」 東野圭吾・著 | 加賀恭一郎シリーズ第9弾! 人情刑事"ブラタモリ"派 [23:30の雑記帳]
・加賀シリーズ最高傑作 ・誰も信じなくても、自分だけは信じよう。 ・ここから夢に羽ばたいていく、はずだった。 「帯には、『加賀シリーズ最高傑作』と 謳っていることだろう ... [続きを読む]

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» 東野圭吾『麒麟の翼』 [itchy1976の日記]
東野圭吾『麒麟の翼』(講談社) 加賀恭一郎シリーズ [続きを読む]

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