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謎解きはディナーのあとで(東川篤哉)

前から少々気になっていた作品。評判が芳しくないのに(って言うのは失礼か?(笑))どうして売れるのか、ちょっと気になって読んでみた。

読んでみて、なるほど、このキャラだったのかと妙に納得。

風祭モーターズの創業者の御曹司で、ジャガーを乗りこなす警部と、その部下・宝生麗子刑事。この宝生刑事は表向きは普通の「お嬢さん」刑事で知られていないが、実は大財閥・宝生グループのお嬢様。この2人が殺人事件に出会って、迷宮入りになりそうな事件を、宝生麗子の執事兼運転手の影山が謎を解決する、というパターン。

嫌いじゃない設定に楽しく読めるのだけど、このパターンが続くと、さすがにちょっと、パターンの楽しさだけでは読めないわけです。となると謎解きの面白さが重要になるのですが、その点は若干弱い。

ということで、一度は読んでみたいパターンだけど(この本だけで6作品が入っています)、続編を読みたいかというとちょっと厳しい印象でした。でも、この作家の別のシリーズならもう一度読んでみようかなという気分です。(「交換殺人には向かない夜」なんて言うのを読もうかと・・・いつになるやら)

この本の表紙は中村佑介さんの作品。最近、中村佑介さんの表紙デザインや(似ていて間違う)カスヤナガトさんの表紙デザインの本が多い印象です。

★★★★

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