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2011年7月の記事

ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり(P・F・ドラッカー(著),上田惇生(訳))

1年間の課題本で、この夏あたりの本が一番つらいところでもあります(笑)。個人的には先「に実践するドラッカー」三部作を読みたいところ(震災の影響で今年中に1冊になったことは残念だけど自主的には読んでおく)ですが、他にも読みたい本があるし、まずはペース配分を守って、この秋に勝負と言うところか。

しかし、7月の課題本と合わせて、この本も好んで読むことは絶対にないのですから、読む機会が与えられたことは、非常に大きいです。

第一次世界大戦が終わり、アメリカ経済が好景気となったにもかかわらず、Black Thursdayなんてことが起きた後に、この本を書き始め、その世界恐慌から各国が自国を守るがための経済封鎖が軋轢を生み第二次世界大戦が勃発する直前に書き上げられています。

と言うことで、ドラッカー最初の本と言うことを除くと、歴史上の話を読む感じです。ビジネス書としてはもともと読むつもりがなかったです。

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コクリコ坂より

Kokuriko時代設定と音楽がいいですね。東京オリンピック前年、昭和のあの頃と言う感じですが、横浜の洋館と言う場所柄か、あまりその印象がない感じです。しかし、高校生たちは、冬至の高校生なんでしょうね。彼らが、そののちに安保闘争などで激しい学生運動を展開するのだろうか、と思いながら見ていました。

話の中で父親を朝鮮戦争で亡くすというあたりがあり、この時代設定になったのでしょう。学校にある古い建物を保存しようというのも、この時期ならではのことだったのでしょう。オリンピックを控え古いものを新しくする時代と言う設定にちょうどいいテーマです。

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海の底 (有川浩)

自衛隊3部作の1冊ですが、それぞれモチーフが違う「空の中」「塩の街」「海の底」とあるのだけど、モチーフが違うだけにそれぞれ感じ方も違う作品になっています。個人的にはこの作品が一番良かったかな。

巨大なザリガニがうじゃうじゃ襲ってくるというので、そのパニックシーンで引き込まれてしまいます。登場人物はよくあるパターンと言えばパターンですが、よくできている感じです。

でも、それだけなんだなあ。何か後に残るものがないなあ。

さあ、次はドラッカーに戻ろう。

★★★★

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マーラー君に捧げるアダージョ

Mahler以前から気になっていたので、福井でも公開されると分かり、さっそくメトロ劇場に足を運びました。

原題は「ソファの上のマーラー」と言うことらしい。邦題より内容を表しているが、少々愛と苦悩のイメージがなくなる感じもします。ソファとは、マーラーがフロイトの診察を受ける時に座る(寝る?)簡易ソファーのことだろう。マーラーが亡くなる前年に年下の妻アルマとの関係に悩みフロイトを訪ねてるというシーンから始まる。マーラーとフロイトがこんな接点があるとは知らなかったです。

クレンペラーやワルターなどの名前が上がり、実際にワルターは登場します。ワルターやマーラーの妹、アルマの母親など、インタビュー形式に観客に語りかける演出はなかなか面白かったです。


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塩の街 (有川浩)

週末横になることが多く後半を一気に読みました。でも、最初に読んでいた2章部分とそのあとはかなり印象が違う作品。

このSF的世界はどうなるのか、、、それを気にして読み進めたけど、そんなことはどうでもよかった(笑)。世界がなくなろうがどうしようが「あなたが生きていれば」と言う女性は強い(^^;

「空の中」「塩の街」と読んだけど「海の底」と合わせて自衛隊三部作と言うことなので全部読むつもりでした。最初に読んだのがこの作品なら、あとの作品は読まなかったかもしれないなあ。

三部作と言っても、確かに自衛隊に関連するけど作品自体のモチーフはかなり違うような感じです。別々の作品と思った方がいいですね。次は「海」を読んでみます。

★★★☆

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フェイスブック時代のオープン企業戦略(シャーリーン・リー(著),村井章子(訳))

原題は、「OPEN LEADERSHIP」。
大きく3つの章から成り立っている。ひとつは共有時代になり社員や顧客をコントロールすることをあきらめろということ、もうひとうはオープン化の戦略、そしてオープンリーダーシップについてだ、

最近の原発に対する対応を見ていると、いかに情報の公開が大切かということと、最終決定結果だけでなく過程も重要であることがよくわかります。さらに、やらせメールはいとも簡単にばれてしまっています。社員を指示命令で管理するというのは、もはや前世代のものとなり、価値観と情報を共有することの重要性が見えてきます。

この場合、どこまでの情報をオープンにするのか、なるべくなら全部がいいだろうけど(他の社員の年収もわまってもいいか、、ある意味分かった方がいいけど(笑))。

facebook時代(邦訳はそうつけているので)の社員は情報共有と発信が可能になった分、責任も要求されるだろう。そんな中からこの時代にふさわしいリーダー(オープンリーダー)には、「楽観的」「好奇心」「謙虚さ」といった資質が要求されるらしい。

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ドラッカー名著集11 企業とは何か(P.F.ドラッカー(著),上田 惇生(訳))

7月と8月の課題本は歴書だと思って読むことにしているけど、その第一弾ドラッカーの1946年の著書「企業とは何か」。この本は確か三作目で第二次世界大戦末期のGMの経営を内部から調べ、企業経営成功の要因を探ったもので、この本がその後の現代マネジメントへと続く根源と言ってもいいのでしょうね。

でも、本文は他の本を読んでいるとたいして興味深いものはない(^^;。もちろん書かれた年代を思うとすごすぎるのですが。あえて興味深ったものとして、企業の責務としての「完全雇用」と企業の社会的責任だろうか。

それよりもかなり面白いのが、最後の終章の40ページほど。付録が面白く楽しみっていうのは「学研」以来のことだ。

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SUPER8/スーパーエイト(テアトル5)

Super8スーパーエイトとは、コダック社が開発し1965年に発表したアマチュア用8ミリフィルム規格のこと。このフィルムを使い子供たちが映画を作ることになり、真夜中の無人駅で撮影中に。図らずも列車事故を写し取ってしまうという設定。

時代設定が1979年となっており、多くの人が「ET」や「グーニーズ」を思い出すかもしれない、事実そうなんだろうと思う。ある意味それがこの映画魅力でもあるのだろうから。
主役の子供たちってひと昔前のさもありなんってのメンバーが見事にそろっていました。ふとっちょのボス級の奴、歯矯正中の火薬マニアな奴、がり勉タイプなど、一通りのメンバーはそろって、紅一点のアリスがまたいい。そのヒロインと主人公ジョーのほのかな恋に、ふとっちょのセリフもなかなかニクイ感じいい(今の子供にはない(笑))

列車事故の迫力のシーンがあるかと思えば、人間をむしゃむしゃ食べちゃう未知の生物が子供の一途な思いには躊躇するなどベタなシーンもあって、その雰囲気が面白さを増しているのかも。

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シューマンの指 (奥泉光)

本屋大賞にノミネートされた作品。タイトルと表紙は知ってはいたけど、今頃読むことになりました。でも、この作品は万人受けしないんじゃないだろうか?

天才ピアニストがかつて致命的な指のけがをしたにもかかわらず、復帰してコンサートに出演した謎が最初に提示されます。そこから30年ほど前にタイプスリップして、手記が始まりますが、延々と続くシューマンの音楽の話について行くのがしんどい。

クラシックは聞きに行くのも好きだし、シューマンのピアノ曲も交響曲も聞くことはあるけど、もともと音楽への造詣のない俄かクラシックファンの私のようなものには大変つらい。辛いから言うわけじゃないけど、しかも、そのシューマンの音楽とミステリーの謎解きがリンクすることがないというのも残念(せいぜい、おやじギャグ的な意味しかない)。

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アンダルシア 女神の報復(テアトル1)

Anシリーズ最高傑作というので(自ら言っているのだから眉唾だけど)一応押さえておこうとみてきた。。。。が、まあ、しょうがないかなって感じの映画だったなあ。

豪華出演者と風光明媚な異国の地が舞台、、って設定が売りなのだろうから、あまり内容を気にしてはいけないのかもしれない。

話が見えにくいし、最後になってもなんな納得いかない、その割には見え見えの筋書きがポロリと出たりして、なんとなく映画そのものに1本の筋がなくってどう見ていいのかそわそわする感じ。ああ、忘れていた。。この映画は、シナリオよりも出演者と景色を見るのが重要でした(^^;)


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