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4%の宇宙(リチャード・パネク(著),谷口義明(訳))

セミナーを聞いて成果を上げる人は1%に過ぎないとか、夢の実現に向けて人生を歩む人は3%に過ぎない(ジョブズの本)と言われていますが、今度は4%の宇宙です。民主党の内閣支持率よりも低いこの数字は、宇宙でたった4%の中に我々がいるということなんです。もちろん宇宙は広いので、存在そのものが小さいことはわかりますが、その宇宙そのもの自体が、96%は未知の暗黒物質と暗黒エネルギーでできていると。

暗黒なんて言うと、なんとなく宇宙戦艦ヤマトやスターウォーズを思い浮かべてしみますが、そもそも未知のもの言うのがどうして96%あるとわかるのか、それが不思議で、昨日の日曜日1日かけて読んでいました。で、なるほどねえ、、なんです(笑)

人類が星を見上げるようになって4000年、望遠鏡で観測し始めて400年。宇宙に関して肉眼で見えないものが見えて、さまざまなことがわかってきたのですが、望遠鏡でも見えないものは、数学や物理の世界で分かってくるということなんでしょう。

学生のときに相対性理論も量子力学も習った記憶だけで、中身が完全に抜け落ちている身としては難しいことはよくわからないです。ただ、この本は研究者が書いたものではなくサイエンスライターが取材に基づき書いたもの。そのために、難しい理論先行と言うよりは、ドキュメンタリーを見ているような感じだったので手にしたわけです。とにかく世の中にはいろんな研究をしている人がいるものですね。

宇宙が膨張し続けたら、最終的に宇宙は絶対零度に向かって永遠に冷却し続けることを意味するらしいです。地球は温暖化と言うけど、宇宙は冷えていくのだろうか?宇宙の終焉はもちろん我々の終焉でもあるのだけど、そんな壮大なことを思うと日々の営みの小さいこと、、、でも、その小さいことにも誇りがあるから生きていけるのだろうなあ。

なかなか面白く読めた一冊です(夏休み最後の日曜日の宿題?)

★★★★★

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