« ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり(P・F・ドラッカー(著),上田惇生(訳)) | トップページ | 下町ロケット(池井戸潤) »

大鹿村騒動記(シネマ4)

Oshika先日、原田芳雄さんが亡くなられたので見ることにしました。原田さんと言えば、私が好きな役は「不毛地帯」での近畿商事社長の大門役でした。と言うことで、訃報を聞いてこの映画を見に行く私のような人が増えたようで、観客動員も増えているようです。

私も原田さんの訃報がなければ見なかったであろう映画。なんと観客は私の他には1人のみ。いくら大鹿村でもこれでは人が少なすぎ。

舞台は長野県の実在の村、大鹿村。この村の大鹿歌舞伎は300余年前から、大鹿村の各集落の神社の前宮として舞台で演じられ、今日まで伝承されてきたそうです。まさにその通りの映画なのです。

主演の原田芳雄さんは以前、テレビドラマの収録で大鹿村を訪れ、村人の思いに触れたことがきっかけで大鹿歌舞伎をテーマに映画化を発案したそうです。公開3日後に亡くなったことは残念ですが、遺作としては本望だったのかもしれないですね。


映画と言えば、CGてんこ盛りだったりする映画がこの夏も注目ですが、この映画は、昔ながらの映画。騒動記と言うように、コメディなんだけど、なんとなくせつなさもあって、人の生きるさまをまざまざと見させてくれる今ではなかなか作られなくなった映画の感があります。

村人を演ずる俳優陣も個性派揃い。原田芳雄、大楠道代、岸部一徳、松たか子、佐藤浩市、三國連太郎、石橋蓮司、冨浦智嗣、瑛太、小野武彦、小倉一郎、でんでん・・・楽しい顔ぶれです。

話は、役者が映画の中で村の歌舞伎を演じるという、劇中劇的な話になるわけですけど、演じることを演じることで、人生を演じる面白さやほろ苦さなど伝わってくる河不思議です。

★★★★○

|

« ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり(P・F・ドラッカー(著),上田惇生(訳)) | トップページ | 下町ロケット(池井戸潤) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/51937/52375452

この記事へのトラックバック一覧です: 大鹿村騒動記(シネマ4):

« ドラッカー名著集9 「経済人」の終わり(P・F・ドラッカー(著),上田惇生(訳)) | トップページ | 下町ロケット(池井戸潤) »