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ヒポクラテスのため息(福田和代)

福田和代さんの新作ですが、今までとずいぶん系統が違うので驚きます。表紙のイラストを見ても今までの作品とは違うというのはよくわかります。自衛隊が出てきたり、何かの社会パニックにも起きませんし、危ない謀略サスペンスもありません。話は病院経営の青春小説です。

病気を治すという行為は営利業務となかなかなじまないものですが、病院と言う組織がある以上、そこに働く人がいるわけですから、儲からないまでも赤字にならないように運営しなければなりません。病院自体がつぶれるなんてことがあっては、医療の場と言うことからもあってはならないこと。お医者さんは収入も多いし医療費は保険もあるのだからと思って、なんとなく病院は安泰ってイメージがありますが、この本を読むとそうそう一筋縄ではいかないってことなんだなあ。

最初は福田和代さんの作品らしくなく戸惑いましたが、それはそれで面白かったです。でも、またパニック小説に戻って読んでみよう。

★★★☆

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