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アレクサンドリア

Alexandria4世紀、エジプト、アレクサンドリア。明晰な頭脳を持った女性天文学者ヒュパティア(実在の人物)の誇り高い一生を描いた作品です。それにしても当時のアレクサンドリアにこのような女性天文学者がいたというのがすごいです。しかし、キリスト教の進出により、科学的な学問は異端とみなされ彼女は追い詰められていくという話です。

映画自体はなかなか見ごたえがあり2時間と言う時間を忘れるくらいの展開でした。特にヒュパティアが地球が動いているかもしれないと考え、さらに太陽の周りを楕円形で回るという発見に至るまでの話も面白いものでした。この時代にそんなことを考えたのかどうかわかりませんが、「ガリレオより前にいたんだ」と物語としても面白いものです。

それにしても宗教って言うのは怖いものですね。今の時代だって宗教と言うのは争いのもととなるけど、この時代の異端排除はかなりのものです。この映画はスペイン映画ですが、キリスト教が黒の軍団として描かれているのでかなりの悪役に見えてしまいます。どうしても思い入れはヒロインに向かっちゃう(^^)

映像は、ときどき高い視点から人々の動きを捉える手法がとられています。これで、人々が蟻(特にキリスト教は黒い服を着ているので)のように見えたりします。さらに、視点を高くして地球を描くシーンもあります。悲惨で大きな出来事だけど、地球と言う規模もしくは宇宙から見たら小さなこと、、、と天文学者は思っていたのだろうか。地球を見せることで、今の時代にも通ずる話であるということを感じさせるようでした。

信念を失ってはいけない、、と強く訴えるいい映画でした。

★★★★★

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