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儚い羊たちの祝宴(米澤穂信)


バベルの会と言う読書サークルのメンバーに起きる事件の連作小説ですが、あまり連作と言うのを意識させることなく読めます。雰囲気から言ってホラーミステリーと言ってもいいのかもしれない。地域の名家、お嬢様、使用人と古めかしい舞台装置と雰囲気満載で、その閉じ込められたような世界観が何とも言えない。

衝撃のラスト1行と言うのもこの本の売りのように書かれているけど、それは決してどんでん返しではなく、むしろ身近にある恐さの増幅のような印象だった。いろんな作風の作品がありますが、この作者の懐の深さを感じました。

★★★☆

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