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2012年6月の記事

「空気」の研究(山本七平)


空気と水を考えるなんて素晴らしい。本自体は少々古いし内容は小難しいけど、それでもその着眼点はステキだ。我々はその場の空気の影響を受けて物事を決めている(原発再起動の問題で県会議員の多くが賛成も反対も出来ないもの今と言う時の空気のなせる業)。一方でKYなんて言葉あるのだけど、これは「水」なんだろうなあ。「水を差す」って言うのはKYだけど、それはそれで熱にうなされ論理的判断が出来なくなった場に現実(通常性)を提示するということなのだろう。空気に流されるのは好きだけどそれを意識したうえで臨みたい。

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いつだって大変な時代(堀井憲一郎)


本当に大変な時代って言うことが多くなり、ときどき本当に今が大変な時代なんだろうかって思うようになった時に見つけた本。そうなんだよ、いつだって大変だったはず。でも、過去のことはいい思い出になりやすいから、今が大変って思っちゃうし、本当は、大変だ大変だって思うことでしか生きていけない私たちが「大変な」問題なのかもしれない(笑)
一方で経営者が景気が良くなれば、、なんて言う話があるし、アンケートでも「景気の回復はいつごろになると思いますか」ってあるけど、景気なんかいつだってよくはないって言うのに通ずるものがあった。

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書店ガール(碧野圭)


「ガール」「三匹のおっさん」と読んだので、再び「ガール」へもどりました。ただガールはガールでも「書店ガール」。

前半と後半に分けられる作品で、前半は女性社員同士の嫉妬や男女関係など、なんだか、ここまでひどいことがあるのかって少々読んでいても気がめいりそうな内容だけど、後半の書店の危機辺りから俄然面白くなってきます。でも、どうしても、前半の性格描写と後半の人物が頭の中でうまくリンクできずにいて、そのあたりは話がうますぎるような印象になりました。

しかし、本屋さんはいいところだって思わせるいい作品だった。

★★★★

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ダークシャドウ(テアトル2)

Ds
1760年のリバプールが最初の舞台。今から250年前だ。そこで魔女にバンパイアにされてしまったバーナス。それがひょんなことから200年後の1972年に復活するのだけど、この1972年と言う設定が私のような世代から言うとなかなかニクイ設定。何しろいきなりBGMにムーティブルースのサテンの夜が流れてしまうんだもん。

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GIRL(テアトル5)

Girl原作は5つの短編集だったけど、4つの話から再構成して1つの物語にしています。でも、どうしても別々の話と進む部分があり、原作を知らないと少しわかりにくいかも。でも、観ていいるうちになんとなくつかめてくるでしょう。原作はどれも面白かったけど、1つの話にしたために、「ガール」と「ヒロくん」が際立った感じです。麻生久美子さんがよかったなあ。逆上がりができるようになる話も単純に感動しちゃった。

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