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2012年7月の記事

清須会議(三谷幸喜)


織田家の後継ぎ問題と領地再配分問題を話し合った清須会議を舞台に、登場人物のモノローグを現代語訳で書かれています。注目は現代語訳と言う点ですね。しかし、織田信雄とお市の方のモノローグが一番面白かったのですが、あとは人物像が従来のままに(イメージしやすいからいいけど)、終盤までやや平凡な出来と言う印象です。映画化されるのでその前に読んでおくというような位置づけの本と言う印象でした。柴田勝家がお市の方にらっきょを土産に持っていった話があるけど、このあたりの映像化は楽しみです。

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マドンナ (奥田英朗)


昔から読みたかった本でした。帯に「課長さんの笑える純愛短編集」とありますが、そんなイメージよりも中間管理職の会社での立ち位置や家庭での立ち位置と言うなまなましい話をユーモアある雰囲気でさらりと読ませてくれます。特に面白かったのは「ボス」と「ダンス」。「ボス」は女性の上司のやり方に反発する主人公、「ダンス」は子供の進路に不満を抱きながらも妻に押し付けている主人公を描いていますが、本当にうまく書くものですね。

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0点主義 新しい知的生産の技術57(荒俣宏)


読んでいて、なかなか筆者のようにはいかないよなあって思いながらも「学ぶ」と言う事に対するこちら側の姿勢と言うか心構えと言うか、そんなものを意識できる点でなかなか面白い本でした。あまりに「学び」が方法論や手法と言った道具になりつつあることに対して、本来、学びとは成功したりするためと言うよりは自らの興味を刺激し成長するということなんだろうなあ。やっぱり映画や美術や音楽を鑑賞したりしなくっちゃ、、好きなことをすればそれが勉強になるって「0点」的解釈(^^)

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天地明察(冲方丁)


物語の設定や渋川春海の暦にかける情熱や周りの人物模様など結構好きな感じですが、なぜかこの本は私には合いませんでした。作者との波長が合わないのでしょう。ここの書かれているものが独特の世界観として伝わってこなくて、なんとなく記録されたものを読んでいるような感じでした。したがって、寝るのを惜しんで読むという感触に成れず、毎晩、すぐに眠れました。

映画化されるようなので、そちらの方が楽しめそうな印象ですね。

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ダース・ヴェイダーとルーク(4才) (ジェフリー・ブラウン(著),富永晶子(訳))


「スターウォーズ3.5」確かにこのあたりにあったかもしれないダース・ヴェイダー(父)&ルーク・スカイウォーカー(息子4歳)の子育て日記の絵本です。このまま見てもほのぼのと楽しいけど、スターウォーズを見ているとさらに楽しめます。 ダース・ヴェーダーが「ハンソロと遊んではいけません」ってたしなむ姿には思わずニヤリ。この本で「すべての父子にフォースの導きがあらんことを」を願いたくなる一冊でした。

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