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2013年5月の記事

四千万歩の男 忠敬の生き方(井上ひさし)

5/19に誕生日を迎えた時の誕生日記念読書の1冊。56歳になった私は、あの地図で有名な伊能忠敬が、婿養子で財を成し、実は隠居になった56歳から日本地図を作るために全国を歩いたと聞いて、その生きざまをぜひとも読みたかったのです。まあ、とにかく商売では、そこまで財を成したのだからあくどい面もあったのかもしれないけど(笑)、自分の歩幅で正確な日本地図を作ると言うのは、まさに愚直そのものです。私なんか今から「日本を歩いてまわって地図を作ってね」って政府から言われてもお断りするから(笑)

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よろこびの歌(宮下奈都)

「メロディフェア」が面白かったので、別の本も読んでみようと手にした本。

今年読んだ中で最高によかった。

「著名なヴァイオリニストの娘で、声楽を志す御木元玲は、音大附属高校の受験に失敗、新設女子高の普通科に進む。挫折感から同級生との交わりを拒み、・・・」と言う設定が面白かったのが理由だけど、校内合唱コンクールを通じて頑なだった主人公の心に変化が生まれると言う連作小説です。うまく書かれているなって感心しました。

クラスメートを通した連作小説になっているけど、友情が変に前面に出てない雰囲気(と言うか本来こうあるべきなんだろうなあ、べたべたしないところでつながっていく感じ)がまたすごくいいと思う。

作者は福井県出身。全作読む目標が出来ました。

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夢幻花(むげんばな)(東野圭吾)

感想が書きにくい本でした。面白く読めたのですが、東野さんにはもっと期待する面もあって、その思いが交錯するとどういっていいのか悩むところです。帯には「会心作」とあるけど。


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メロディ・フェア(宮下奈都)

大学を卒業した私は、田舎に戻り「ひとをきれいにする仕事」を選んだ。
けれども、お客は思うように来ず、家では妹との溝がなかなか埋まらない――

主人公が働く「田舎」とは福井のことで、ショッピングモールにある化粧品ブースでの仕事を通じて、悩んだり迷ったりしながらも一歩ずつ成長する女性を描く作品。なんといっても福井弁がいっぱいの作品がうれしい。作者の宮下奈都さんは福井県出身だもんね。

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