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2014年1月の記事

幸福な生活(百田尚樹)

ショートショートの世界ではよくあるラスト1行で反転する世界。オセロゲームのように白黒逆転の世界が広がるのが楽しみな作品です。この作品は意識的に1行にこだわっていて、そのあたりはさすがと思いました。ただ、個々の作品で関心の度合いが変わるし、続けて一気読みしていると、このパターン自体に飽きが来るので、出来たら1晩ごとに1作ずつくらい読み続けるのが本当の楽しみ方かもしれないですね。挑戦の力作の評価が高いだけに期待値も高い分、こうした作品は損をしているけど、十分楽しめる作品でした。

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ヒーローインタビュー(坂井希久子)

本屋大賞にノミネートされるかなと思っていましたが残念ながらノミネートはされなかったですが、あたたかい気持ちになれる野球選手の話。野球のことを知らなくても「大した成績を上げられなかった野球選手とその彼の周りの人達の話」を楽しめるのじゃないかな(阪神ファンや山本昌ファンならなお楽しい)。

野球の素質に誰もが驚く選手でも、それがプロ野球で開花するかどうかはまた別の素質も必要なんだろうね。大打者にはなれなかったけど、やさしさの素質を持った主人公に場外ホームラン並みの拍手を送ろう。

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ゼロ(堀江貴文)

ホリエモンの本を読むのは初めて。いい本ですね(色眼鏡で見がちだけど(笑))。ただ先に読んだ「仕事をしたつもり」とかぶる話題があったりして、この本に罪はないけどその点が運がなかったけど。

ホリエモンの「ゼロ」状態は、過去の財産や成功は失っても知名度や印象は残ったままの「ゼロ」と言うことで、まっさらの「ゼロ」とは少々異なると思う。私たちが「ゼロリセットして」と言うのも、しがらみや積み上げたものをリセットして言う意味で同じことだろう。

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仕事をしたつもり(海老原嗣生)

忙しく時間に追われて仕事つもりで1日を終えれば、あまり本質を考えなくても日々は過ぎていく。「仕事をしたつもり」は本人は忙しそうにしていても実は「甘い蜜」でしかない。しかし、それではいつまでたっても「貧乏暇なし」だろう。

見極めは本人だけでなく、むしろ上司にも必要で、例えば努力を評価するときにも正当な努力なのか無駄な努力なのか、見極めが必要だと言うこと。物事の本質を考える力をつけてから仕事をしなくっちゃね。

多くの忙しい仕事をしたつもりの方に読んでほしいけど、読むことで仕事をしたつもりじゃ困るなあ。

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