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2014年4月の記事

はじめからその話をすればよかった(宮下奈都)

まだ2冊ほど読んでいない本があったのに宮下奈都さんの新作エッセイを先に読んだ。エッセイなので人柄がにじみ出るけど、きっと感性豊かで誠実なんだろうなあ。印象的な話を1つ上げるとしたら、バレンタインにコーヒーカップとチョコを贈ったのに「コーヒーカップありがとう」としか言ってもらえなかった話、、、でも、20年後にチョコに気が付いていなかったことが分かる話、その瞬間のシーンが目の前に広がりました。昔のチョコの味は見るだけで味わう物だろうけど、それでもそこに存在するだけで楽しい。

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新 平家の朱瓶(栗波昭文)

平家の映画を作ろうと福井を訪れた映画監督が越前で生きていた平維盛と語らうと言う設定。そもそも平家のことを何も知らない私は維盛のことを初めて知った次第。平家の落人伝説は各地にあるのだろうけど、ここ福井にもあった訳だ。現代に現れる平維盛に「ハイレベル」などの横文字単語が通じることも不思議だけど(そこはお話だから(^^))、盛者必衰は、やっぱり熱い思いがあるかどうか必死さがあるかどうかにかかっているのだろう。まさに「驕れる者久しからず」なんだなあ。

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