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2014年5月の記事

本屋さんのダイアナ(柚木麻子)

来年の本屋大賞のノミネート予想の先読みのつもりで手にした本だけど、読みだしたら止まらなくなりました。今年最高の1冊。現代版「赤毛のアン」とありますが、「赤毛のアン」も少女の心理を知らない私でも楽しめる(痛々しさと感動と悩みと素直さの)一冊でした。世界一ラッキーな子になってほしいと「大穴」と書いて「ダイアナ」と読ませる金色に染められたバサバサの髪の女の子。彼女の孤独な心を満たしてくれるのが本の世界と親友「彩子」でしたが、その後の15年間、もどかしくて痛々しい青春を経て、自らの呪いを解くシーンに素直に感動してしまいました。

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イベリコ豚を買いに(野地秩嘉)

イベリコ豚を見に行くところから始まった話は、そこにとどまらずついには商品開発まで進む。仕事に対する熱い気持ちが読んでいて心地よい。お金とモノの交換ではなく、誰かが言っていたけど「信頼と敬意の交換」。商品開発にかかわる人は一度読んでおいて損はないだろう。この本を読んでからイベリコ豚の生ハムが食べたくなり注文した。

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