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2014年6月の記事

長く稼ぐ会社だけがやっている「あたりまえ」の経営(岡本吏郎)

以前「会社にお金が残らない本当の理由」を読んだので、その流れで読もうと思ったけど、期待した内容とは異なった本でした。「少々不恰好な本になりました」と冒頭に書かれているので、そのあたりがギャップとしてそのまま感じられたのかもしれません。過去の賢人のいつくかの引用がありましたが、小林秀雄の引用がいちばん印象的だった。

「人は様々な可能性を抱いてこの世に生まれてくる。彼は科学者にもなれたろう、軍人にもなれたろう、小説家にもなれたろう。しかし、彼は彼以外のものにはなれなかった。これは驚くべき事実である。」

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虚ろな十字架(東野圭吾)

「死刑によって被害者は救われるのか」と言えば否であろう、だからと言って死刑制度がいらないのかどうか、、、この本のテーマであるが、私は、むしろ史也の謎の行動と、それに絡む複数の要因がひとつの因果に結びついていくその過程が一気読みの要因だった。町村作造や史也や万引きの話など、視点が変わるとその見方と言うか感じ方も変わってくる、そのエピソードが死刑制度そのものを考える時の視点の多様さが重要と教えてくれているようだ。さすがに東野圭吾さんの作品。表紙もその意味だったのか、、って読後に納得。

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