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東京會舘の長い歴史を連作短編でつないで描くほっこりした感動作です。毎年この時期に「本屋大賞ノミネート予想」で選んだ本を読んでいますが、この作品も有力候補と感じました。10作品の連作短編ですが、さすがに終盤になると泣かされるような話が来るだろうなあって想像しながら読んじゃうのだけど、それはそれ、しっかりそれに浸ってみました。建物や場に人が集い、そこでの経験がいい思い出になる、という演出ができるお手伝いができるというのは、その場を教習した人の貴重な財産だろうなあ。
2016.12.13 書籍・雑誌, 読書の時間 | 固定リンク Tweet
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