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2017年3月の記事

ツバキ文具店(小川糸)



鎌倉に似合いそうな代書屋さんの話。時間の流れが手紙と言う媒体と相まってゆったり感じます。登場人物ではバーバラ婦人が重要な位置づけにあり私が一番好きなキャラです。彼女の「幸せになれる秘密のおまじない」「心の中で、キラキラって言うの。目を閉じて、キラキラ、キラキラ」と言う軽やかな明るさがこの本の魅力を増していますね。言葉では伝えられないことを手紙で書く、、、最近はLINEになっているかもしれないけど、改めて文字を見ると手紙には手紙の良さがあるもんだと再認識させてくれる本でした。

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チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~

最近はあまり映画の話を書かないのだけど、久しぶりに書いてみます。

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チアダンの映画で注目すべきは主人公の「ひかる」
1年目 福井県予選敗退
2年目 全国大会4位
3年目 全米制覇(全米予選7位で決勝で逆転優勝)
笑顔と秘めた才能があるひかるですが、欲がなく楽しくみんなと踊ることが好き、それが許されるは、福井県予選敗退の「福井から抜けられない『福井地獄』」レベル。次の年の福井県優勝するあたりまではチームワークでどうにかなるレベルと言えるでしょう。このあたりから、さらにレベルアップするには、ひかるの仲良し意識がチームにとって邪魔になります。自分に厳しく欲をもっと持って臨まないと、それ以上にならないというわけです。さらに全米大会に出て優勝と言う「結果を残す」ためには、これはもう自分の生き方や価値観までも封印して結果のためにベストな選択をするという一点に絞られてきます。映画の中でも、ひかるが先生を軽蔑するというシーンがありますが、それはひかるが持つ価値観の賜物で、それはそれで素晴らしいのですが、それだけでは「頑張ってよかったね」で終わってしまう、そのところを見越して結果にこだわったのでしょう。

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蜜蜂と遠雷(恩田陸)


ピアノコンクールを題材にしていると言うだけで個人的には冷静に評価なんかできません。とにかく面白かった(って月並みな言葉しか出てこない)。読み進めていくと後半は冗長的な印象が強いけど、それも必要悪なのかもしれません。50を過ぎてからピアノを習うようになって、持って生まれたものがあるんだと言う事がよくわかったりして(音楽の神様に愛されていないけど(笑)、音楽を楽しむことは出来ます)そんな中ですごい才能の人たちがギリギリのところで勝負するって、もう順位なんか決めないで楽しめばいいじゃないって言いたくなります。それじゃダメなんだろうなあ(^^;「ピアノの森」を知らずにこの本を読んでいたら、もっとすごいと思ったけどなあ。

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