ツバキ文具店(小川糸)
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近はあまり映画の話を書かないのだけど、久しぶりに書いてみます。
チアダンの映画で注目すべきは主人公の「ひかる」
1年目 福井県予選敗退
2年目 全国大会4位
3年目 全米制覇(全米予選7位で決勝で逆転優勝)
笑顔と秘めた才能があるひかるですが、欲がなく楽しくみんなと踊ることが好き、それが許されるは、福井県予選敗退の「福井から抜けられない『福井地獄』」レベル。次の年の福井県優勝するあたりまではチームワークでどうにかなるレベルと言えるでしょう。このあたりから、さらにレベルアップするには、ひかるの仲良し意識がチームにとって邪魔になります。自分に厳しく欲をもっと持って臨まないと、それ以上にならないというわけです。さらに全米大会に出て優勝と言う「結果を残す」ためには、これはもう自分の生き方や価値観までも封印して結果のためにベストな選択をするという一点に絞られてきます。映画の中でも、ひかるが先生を軽蔑するというシーンがありますが、それはひかるが持つ価値観の賜物で、それはそれで素晴らしいのですが、それだけでは「頑張ってよかったね」で終わってしまう、そのところを見越して結果にこだわったのでしょう。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
ピアノコンクールを題材にしていると言うだけで個人的には冷静に評価なんかできません。とにかく面白かった(って月並みな言葉しか出てこない)。読み進めていくと後半は冗長的な印象が強いけど、それも必要悪なのかもしれません。50を過ぎてからピアノを習うようになって、持って生まれたものがあるんだと言う事がよくわかったりして(音楽の神様に愛されていないけど(笑)、音楽を楽しむことは出来ます)そんな中ですごい才能の人たちがギリギリのところで勝負するって、もう順位なんか決めないで楽しめばいいじゃないって言いたくなります。それじゃダメなんだろうなあ(^^;「ピアノの森」を知らずにこの本を読んでいたら、もっとすごいと思ったけどなあ。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント