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2017年7月の記事

翼がなくても(中山七里)

陸上200m走でオリンピックを狙うほどの力を持つ沙良が交通事故に巻きこまれ、左足を切断せざるをえなくなる。しかも、加害者は幼馴染みのだった。さらにその幼馴染は殺害され、5000万円の保険金が掛けられていたことが判明。って書くとすごいミステリーみたいですが、どちらかと言うとミステリー的要素よりも障碍者アスリート周辺の話題の方が多い作品で、それはそれで満足いくものでした。帯の「どんでん返しの先に感涙のラスト」ってほどではないかな。そう出来ないこともない題材だったけど。主人公には結構思い入れしちゃいました。

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かがみの孤城(辻村深月)

「一気読み必至!」ってタイトルでしたが、前半の7人の学校に行けない中学生の話あたりが、なかなかのめり込めずに苦しんでいましたが、中盤から後半にかけては本当に一気読みでした。7人の居場所を失った中学生が、鏡の中の世界で出会う不思議な城、そこに住む狼顔の少女「オオカミさま」。最後にその少女の正体と、現実の世界を知るところで最高潮に達するいい本でした。

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