« ルビンの壺が割れた(宿野 かほる) | トップページ | 盤上の向日葵(柚月裕子) »

出会いなおし(森絵都)


冬の寒い朝にぬくぬくの布団から抜け出せないような雰囲気を持つ心地よい短編集。個人的には「カブとセロリ」「むすびめ」「青空」が印象的だった。「青空」はその瞬間の話よりもそこで語られる妻との別れのくだり。「最後の1週間は意識もなかったから、どこで別れを告げたかのかすらも曖昧のままだ」とか「やりたいことをやらせてやれなかった罪の意識が作用して」などの部分が切実に刺さったから。短編集と言う事もあり本屋大賞にノミネートはされなかったけど次作品にも期待。

|

« ルビンの壺が割れた(宿野 かほる) | トップページ | 盤上の向日葵(柚月裕子) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/51937/66294507

この記事へのトラックバック一覧です: 出会いなおし(森絵都):

« ルビンの壺が割れた(宿野 かほる) | トップページ | 盤上の向日葵(柚月裕子) »