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2018年5月の記事

森へ行きましょう(川上弘美 (著))

私より9歳年下の「留津」と「ルツ」と言う事で時代背景などは違和感なく溶け込めた。人生にはいろんな可能性があるのは自分の子供にだって話しているだろうけど、可能性はいろいろあっても、選択経験できる道は一つ。今いる自分はなるべくしてなった自分と言う事だろう。後半さらに細胞分裂のように「るつ」が増えていくが、男女関係が中心になりがちで、500ページ続くとさすがに後半はもういいかって気分にもなる。

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マルセロ・イン・ザ・リアルワールド (フランシスコ・X.ストーク (著), 千葉 茂樹 (訳))

発達障害をもつマルセロが、リアルな世界を経験して欲しいという父の望みから、ひと夏の間、法律事務所で働くという話。ジャスミンと言う仕事仲間がいい人に出会った感じ。この選択は親心があったのか?なかったのか?後半は急展開する事件があるが、物語全体でもすごく優しい目線。こうした多様化を受け入れると言う事を脳で理解するのではなく肌感覚で理解できるかどうかは、これからの時代大切な事なんだろうなあ。

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高田明と読む世阿弥 (高田明 (著))


テレビショッピングもしないし、なんかあの番組もそんなに好きじゃないけど、この高田明さんの講演を聞いた時に、この人は本当にすごいって感じました。あの講演は数多く受けた講演やセミナーの中でもピカイチでした。それほど、聞きに来た方の事を思っての講演だったと言う事でしょう。で、世阿弥です。これまたすごく深いです。「我見」「離見」「離見の見」、本当に日々こうしたことを意識して生きていけているかなって思うし、「初心忘るべからず」の本当の意味も深いです。今のこの時に「初心」を感じれるかどうか問われている感じ。

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