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2019年1月の記事

きれいごと抜きのインクルーシブ教育(多賀一郎, 南惠介)

特別支援学級や通級指導の学級を見学する機会があり、意見交換する場があったので、その前に勉強のためにインクルーシブ教育について知っておきたかったので読んだ本。教育の場における合理的配慮と言う観点から障碍を持つお子さんも均等に教育を受けるって観点では、介助員の確保や段差のない学校、てすり、またはエレベータの増設など財政的なハード面の強化も重要です。その一方で目に見えない「障碍」の心の叫びをすくい取ることも必要です。その多様な価値観を認めてインクルーシブにすると言うのは現場の先生方の考え方や努力無しにはできないものだなと感じました。

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信長の原理(垣根涼介)

これはすごく面白い本でした。小学校の時に読んだ「ドリトル先生航海記」、中学時代に読んだ「星の王子さま」以来の傑作です!
信長を書いた本は多いだろうけど、このような切り口があるのかと感心しました。信長と言う人は社会学者でもあり心理学者でもあったのだろうと感じました。その一方でこの作品がスポットライトを当てるのは、組織論であったり人事論だったりします。そのまま現代に通用するかどうかは別としても、本質はここにありと感じました。パレートの法則を利用しながら、この本はどのビジネス本よりも示唆的で問題提起の多い作品になっていて、信長に新しい光を当てた感じがします。
少なくとも経営に携わる方には必読の書では?って言うか、読まなければ一生の損(笑)とまで思わせる作品でした。直木賞受賞や本屋大賞のノミネートはあるでしょうか?

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カレル・アンチェル 悲運に生きたマエストロ(高橋綾)

facebookである方(あとがきに登場されていてびっくり)が紹介していたので早速買って読みました。アンチェルの伝記ってそうそうないものですから本の価格もボリュームの割には強気の設定になっています。そういえば指揮者についてはあまり生い立ちを知る機会はないものですね。このアンチェルもアウシュヴィッツで家族を失うという経験もしているのですね。自らも テレジーン収容所(って初めて知りました。ナチスがユダヤ人を虐待しているのではないかと言う国際世論に対応するために、文化活動を推奨していた。)において、アンチェルには常に音楽があるのですね。クーベリックやノイマンなどよく聞いた指揮者も出てきて楽しめました。

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