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2019年5月の記事

大人のための恐竜教室(真鍋真,山田五郎)

福井には恐竜博物館もあるし、福井駅前には恐竜もいっぱい?いるし、恐竜王国と言う福井県にいるからってわけでもないけど、改めて恐竜の話を読んでみました。子どもの頃は恐竜図鑑を見て恐竜同士が戦う想像図をゴジラ対モスラみたいに思って眺めたりしていたけど、最新の恐竜研究はすごいですね。本当に「へえ~」の連続となるような面白い本でした。
 
何よりも恐竜に限らず進化すると言う事。しかも、その進化は環境に合うように進化していくわけだから、異常気象や天変地異が起きると逆に環境に合うように進化したものの方が生存上は不利になり絶滅する、、ってバブルがはじけたり、リーマンショックが起きたりという時に、途絶える企業もあれば生き残る企業もあることに似ているようなところもあり、非常に興味深い話でした。
 
ダチョウは飛べない鳥ですが、その話も面白いです。昔は飛んでいたのですが、飛ぶ必要がなくなった、、そうなると、飛んでいる奴よりも速く走るダチョウの方がメスから好かれるとか・・・・想像とはいえ面白い。そうなると、飛ばないダチョウの方が子孫を増やす、、飛んでいるダチョウを見て「あいつまだ飛んでいるよ、ダサいね」なんて言われちゃう。それも環境のおかげなんですね。知れば知るほど面白い恐竜を子どもだけにまかせておくのは、もったいないですね。今度、博物館に行こう!

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福家警部補の考察 (大倉崇裕)

福家警部補シリーズ第5弾になるんですね。最初の作品が出た時に次の作品も読んでみたいと思ったのですが、なかなか出なくて、その後、このシリーズは3年くらいに1冊出ているみたいです。以前は、NHKドラマにもなっていた作品もありました。刑事コロンボ同様の倒叙形ミステリーなので物語の最初に犯人が殺害するシーンからというのがこのシリーズの特徴です。今回は短編4作が納められています。

私はこの
倒叙形ミステリーが好きなのでどれも無条件に受け入れますが(^^;、それでも、 「安息の場所」 「上品な魔女」(犯人、ある意味、怖いです!)は、警部補の追い込みが甘いまま犯人がギブアップした印象がします。 「東京駅発6時00分 のぞみ1号博多行き」は、殺害シーンのアイディアは一番好きですがいくら何でも推理が飛躍して強引のような。まあ、それも福家のご愛敬かな。「是枝哲の敗北」が従来パータンって感じでも安心して?読めました。犯人も一流だし(笑)

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傑作はまだ(瀬尾まいこ)

瀬尾まいこさんの描く変わった家族の「普通じゃない!の『普通』って何?」って言いそうな生き方や飄々とした価値観を持った登場人物が結構好きだったりします。引きこもりがちの作家・加賀野の家に、生まれてから一度もあったことにない息子が転がり込んでくるという設定です。血の繋がりしかない2人が奇妙な生活をしていくうちに、加賀野も影響を受けて町内付き合いをするようになっていきます。
それにしても、この「おっさん」(加賀野)、本当に作家としてやって行けるのかな(笑)。読者の私が心配になります。ラストは瀬尾さんの作品らしい結末です。
宮下奈都さんに続いて瀬尾まいこさんも本屋大賞になりました。2人とも、本屋大賞受賞前から好きな作家さんで、ひそかに応援していたので嬉しい限りです。

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