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2020年4月の記事

コロナの時代の僕ら (パオロ・ジョルダーノ(著),飯田亮介(訳))

GW自宅で読むには最適な本。イタリアの小説家が2020年2月29日から3月4日に書いた新型コロナウイルス感染症にまつわるエッセイ集。日々変わる状況と自身の心理の変化をつづると同時に、素粒子物理学の博士の顔も持つためか、感染者グラフを数学的に捉えたり、ウイルス感染症という現象を「ビリアードの球の衝突」に例えてわかりやすく解説、今の時期は特に共感を持って読めます。そして、日本語訳に特別に載った「筆者あとがき」の「コロナウイルスが過ぎたあとも、僕が忘れたくないこと」。訳者も「宝石のような文章」と言っているメッセージ性の強い文章は、いつか復興が始まっても「何が元どおりになってほしくないのか」それをこの感染症を体験したことで、今こそ学ばなければいけないと教えてくれます。

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首都感染 (高嶋哲夫)

最近、多くの方が読んでいる本でしょう。10年前に書かれているとは思えないほど実況中継のような小説です。今の新型コロナよりもはるかに致死率の高い強毒性新型ウイルスです。新型コロナの今の現状を経験している事とこの小説を読んで言いたいことはいっぱいあるのだけど、今回は封印(^^)。だって今は周りがみんな解説者ですから。
しかし、この作家、東日本大震災の6年前にも「TSUNAMI」って小説を書いているって、ちょっとすごいなあ。作家もすごいけど、こうした危機管理が普通に必要な時代になったと意味でも。

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