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コロナの時代の僕ら (パオロ・ジョルダーノ(著),飯田亮介(訳))

GW自宅で読むには最適な本。イタリアの小説家が2020年2月29日から3月4日に書いた新型コロナウイルス感染症にまつわるエッセイ集。日々変わる状況と自身の心理の変化をつづると同時に、素粒子物理学の博士の顔も持つためか、感染者グラフを数学的に捉えたり、ウイルス感染症という現象を「ビリアードの球の衝突」に例えてわかりやすく解説、今の時期は特に共感を持って読めます。そして、日本語訳に特別に載った「筆者あとがき」の「コロナウイルスが過ぎたあとも、僕が忘れたくないこと」。訳者も「宝石のような文章」と言っているメッセージ性の強い文章は、いつか復興が始まっても「何が元どおりになってほしくないのか」それをこの感染症を体験したことで、今こそ学ばなければいけないと教えてくれます。

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