読書の時間

そうか、もう君はいないのか (城山三郎)


初めて読む城山三郎さんの本。タイトルが秀逸。実は、先日、佐々木常夫さんの講演で自著「そうか、君は課長になったのか」というのがこの本のタイトルがヒント言う話を聞いて知った次第なんです。四つ年下の妻の容子さんを癌で失った城山さんが、彼女との出会いから亡くなるまでのエピソードをつづったものです。この本もこの時期にしか読めないかなと思い読みました。この世に存在しないって言うことをどのようにとらえるのか、実は自分自身の気持ちとしてもとらえどころがない感じなのです。どこかに出かけているだけではないのか、って感じが近いのかもしれません。先に行って待っていてくれているなら、自分が死ぬことも少しはハードルが下がったような気分になってきます。そんな思いを城山さんもされたのかなって思いながら読みました。

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教育委員会改革5つのポイント―「地方教育行政法」のどこが変わったのか(村上祐介)

最近、2014年に改革のあった教育委員会の勉強ってことで、読みました。こちらも分かりやすかったですが、先に読んだ本が改革に否定的なニュアンスだったのに対して、こちらは改革に問題点があっても本来の趣旨に沿って活動することを助言するようなニュアンスかなと感じました。

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教育委員会は不要なのか――あるべき改革を考える (中嶋哲彦)

勉強のために読んでみたけど、なるほど改革の中身も視点を変えるとこう映るのかと勉強になった

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死別の悲しみに向き合う─グリーフケアとは何か (坂口幸弘)


今の時期にしか読めないかなと思って選んだ本です。こうしたことに関しても研究されているというのは素晴らしいことだなとまずは感心します。この本を読んで「死別」とはきわめて個人的な体験であることと、そのことから悲嘆との付き合いもきわめて個人的なもので、どうあるべきというものではないと言う事です。この個人的な意見を言うのなら悲しみや無念さは忘れるものではなく、距離を置いて並走するものというのが、私なりの捉え方で、そうやって、人生の物語は続いていくものと思えるようになってきました。

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池上彰の「日本の教育」がよくわかる本 (池上彰)


教育についてザックリ知りたいと思った勉強のために。

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カモメになったペンギン(ジョン・P・コッター(著), ホルガー・ラスゲバー(著),野村辰寿(イラスト),藤原和博(翻訳))

「チーズはどこへ消えた?」では状況変化への対応を寓話で綴ったのですが、それに似た手法で「組織改革のプロセスの大切さ」を言っています。しかし、どうも、この手の内容をここまで解説的に書くのなら、寓話である必要があったのかどうか。「カモメになったペンギン」というタイトルが面白く興味を引く点だけが重要(原題は全然違うから)って思っちゃいます。それでも、出てくるペンギンキャラはありそうなタイプが多く(心の中で「あるある」ってうなづいたり(笑))、その中で組織改革を推進するという解説も大切と思うと、こうした寓話もいいかもしれないなあ。誰にでもすぐに読めるけど、これを実行してこそ意味があると思います。

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毎日が小さな修行(塩沼亮潤)

千日回峰行を満行した方が書かれた本で、そうした修行をやり遂げた方だからこその言葉の重みや輝きがあるように思います。修行の厳しさとは逆に本書の内容は分かりやすく優しさを感じる言葉です。「最後まで続けなければ意味がない」とか「曇りの日もあれば雨の日もあります」とか、やっぱり千日回峰行を体験していないと同じ言葉でも伝わり方が違うものですね。 それぞれの人生そのものが修行、毎日、同じことでもその日のことをその日のうちに行う行動が大切なんだろうな。

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人を活かす経営 (松下幸之助)


社長になって17年、今になって読むのも恥ずかしいものですが(^^;、それでも「人は忘れるもの」と書かれていたように、繰り返し自分自身に言い聞かせ、自分を説得しないといけないわけですね。松下さんの話は平易で具体的で、それでいてどれも 「信用」 を大切にした経営の原理原則になっていて面白いです。決してバシバシ決めるのではなく、時には悩み、時には自省しながらのエピソード。

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ホスピスという希望: 緩和ケアでがんと共に生きる (佐藤 健)

妻がホスピスに入って50日間、先月、そこで最後を看取っただけに、残された時間が短いからこそ自分らしく人間らしく生きる場所と言う考え方には大いに共感するところ。医療と言えば辛くても苦しくても延命して、いずれは元の健康な体に戻るという発想ですが、元には戻れない病気の場合、辛く苦しい延命だけのための時間よりも、家族との大切な時間を共有することの大切さを実感しました。亡くなって読むのではなく、先に読めばよかったかもしれません。緩和ケアに入る患者さんの苦しい気持ちを理解した上で過ごせたらなおいいですから。

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翼がなくても(中山七里)

陸上200m走でオリンピックを狙うほどの力を持つ沙良が交通事故に巻きこまれ、左足を切断せざるをえなくなる。しかも、加害者は幼馴染みのだった。さらにその幼馴染は殺害され、5000万円の保険金が掛けられていたことが判明。って書くとすごいミステリーみたいですが、どちらかと言うとミステリー的要素よりも障碍者アスリート周辺の話題の方が多い作品で、それはそれで満足いくものでした。帯の「どんでん返しの先に感涙のラスト」ってほどではないかな。そう出来ないこともない題材だったけど。主人公には結構思い入れしちゃいました。

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